格安スマホとは何か?普及し始めた2つの理由
格安スマホとは何ですか?
みなさん、格安スマホって最近流行ってますよね。
でも何だかわかっていますか?
簡単にいうと、
『端末が安いスマホ』と『通信費が安いSIMカード(スマホに刺すあの薄い小さいカード)』の組み合わせのことをさしています。
『端末が安いスマホ』についてはたとえば中国や韓国の会社のものだったりします。
『通信費が安いSIMカード』については、大手通信キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク等)から回線を安く借りてきて、それをユーザーに提供しています。
ようはこの2つを組み合わせてユーザーに提供している会社が格安スマホ提供会社なわかですね。
格安スマホが出てくる前は?
格安スマホは今でこそ100社以上も会社がありますが、2〜3年前まではあまり聞いたことがなかったですよね?
スマホが普及し始めたのがだいたい2010年前後ですが、そこからスマホ代だけでだいたいひと月1万円前後という金額感はほぼ変わらずでした。
ただ世論を反映し、国が積極的にキャリアに働きかけることにより、流れが変わってきました。
なぜ格安スマホが普及しだしたのか?
なぜ格安スマホが普及し始めたのか?
具体的に理由は2つあります。
1つめが上記にもあるように『国の働きかけ』です。
例えば、※『SIMフリーの解除』なんかはまさにそうですね。
※今まではドコモのSIMはドコモ端末、auのSIMはau端末しか使えなかったものをどの通信会社の端末でも使えるようにした
また、総務省が“通信の自由化”を推し進め、参入を促すような予算を出したりもしたようです。
2つめは『キャリアが通信環境を割安で貸してくれるようになったから』です。
2010年前後もキャリアは通信環境を貸していたのですが、その貸付金額がものすごく高かったため、参入しても儲かりませんでした。
ただ2014年ごろになると貸付金額がものすごく下がったため、格安スマホ及びSIM提供会社として参入しても十分儲かるようになったのです。
日本のスマホ普及率がもっと増えるためには
総務省の平成27年通信利用動向調査によるとスマートフォンを保有する個人の割合は初めて50%を超過(H26 44.7% → H27 53.1%)しました。
ただアジアのICT先進国として知られるシンガポール(スマートフォン普及率93.1%)や韓国(同普及率88.7%)と比べると、まだまだ数字が低い状態です。
この数字を押し上げる要因となりうるのが、格安スマホや格安SIMなのではないかなと思います。
最後に
格安スマホを使っている人の割合はまだ10%前後と言われています。
これからこのブログを通して格安スマホや格安SIMのメリット、デメリットなどを比較、紹介していくことで、日本のスマホ普及率がもっと高くなる手助けができればと思っています。